中国(本土)

【KFC】日本とこんなに違う!チキン屋の域を超えた中国のケンタッキー事情

★中国のKFCはどういう感じ?

全世界125カ国に店舗を展開しているKFC(ケンタッキーフライドチキン)ですが、総店舗数約2万店舗のうちおよそ5000店舗が中国にあることを知っていますか?ちなみに日本には約1140店舗ほどあります。一方で、同じファストフードとして人気のマクドナルドは中国に約2400店舗、日本には約3000店舗と中国ではマクドナルドよりKFCのほうが優勢であることがわかります。中国のケンタッキーは単なるチキン屋としての域を超えたKFCとして名を馳せるのにはきちんとした理由があります。その理由として挙げられる事として、配達が早い、比較的安価、などの利便性からの理由だけでなく、やはりなんといっても「国風に合ったメニュー」の豊富さにあるのです。日本にはないラインナップを参考価格と共に見てみましょう。

★中国のKFC基本メニュー

オリジナルチキン(原味鸡) 価格:10元/ピース

定番のオリジナルチキンは1ピースおよそ170円と日本に比べるとお安めです。中国のファストフード店あるあるですが、頻繁にキャンペーンが行われており1ピース7元前後で購入できることもあります。また、日本と違うのは「买〇〇元,省○元」のように全体の購入金額に応じて割引されたり、チキン1ピース10元ですが2ピースで18元、5ピースで41元、等と買えば買うほどお得となります。価格だけでなく、中国のKFCのチキンは日本のものと比べてパリッと感が格別です!これぞフライドチキンです。筆者も、この時間が経ってもサクサクのコツは何なのだろうと毎回思うほどです。


ハンバーガー(汉堡包) 価格:17.5元〜25元前後(商品によって異なる)

一番ベーシックなハンバーガーは17.5元(およそ297円)ほどで販売されています。ベーシックなハンバーガーに加え、バーベキュー味、フィッシュフライサンド、チキンサンドなど飽きの来ない豊富なバリエーション展開です。また、「中国ならでは」と感じるのは川香麻辣味などまるで中華料理の味付けのハンバーガーの展開です。

★中国KFCならではのメニュー

粥(しいたけ粥,ピータン粥) 価格:12元

中国大陸だけでなく香港や台湾などでも朝ごはんにお粥を食べる文化があります。そんな需要に応えてか、朝の時間帯にはお粥が販売されておりおよそ200円ほどでお椀一杯たっぷりのお粥を楽しめます。ケンタッキーに米?!と最初は驚く方も多いと思います。しいたけがゴロゴロ入っている粥と、中国定番のピータン粥があります。他のメニューとセットで更にお得に朝ごはんを楽しめます。オフィスや学校に買って持って行くのにもぴったりです。


葡式蛋挞(ポルトガル式エッグタルト) 価格:10元

エッグタルトは中華圏だけでなくヨーロッパや東南アジアでも大人気のスイーツです。ポルトガル式というのは、タルトに層状のパイ生地を用いたりカスタードをカラメル化するといった独自のレシピで作られています。中華圏の観光地にはエッグタルトが多く並んでいますが、KFCでも一年に数億個を売り上げたこともあったそうです。


K记饭桶(ケンタッキーの丼ぶり) 価格:21.5元〜

ケンタッキーにご飯が売っているだけでも驚きですが、こちらは丼ぶりになって販売されているものです。もはやチキン屋の域を超えていますよね。こちらも味付けが数種類あり、種類によって値段が変わってきます。鶏肉さえ使っていれば何でも販売できるのか!とびっくりさせられる商品でもありますが、実際とても美味しいです。 

大饭团(肉そぼろ、卵、ベーコン等) 価格:15元〜

肉松という肉でんぶのような甘い味付けのものや、卵、ベーコンなどの具材を太巻きにしたものです。感覚的には巻き寿司の海苔がなく、かなりきつめに固め巻きしているイメージです。食べやすく腹持ちも良いコスパ最高のメニューです。チキンも食べたいけれどやっぱりお米が食べたい!と思うアジア人には欠かせないメニューだと筆者は感じるので是非日本のメニューにも取り入れてほしいものです。

★絶対食べてほしいメニュー


・新奥尔良鸡米花(ニューオーリンズポップチキン) 価格:9.5元

ポップチキンは日本のケンタッキーのグランドメニューにはないメニューですよね。2020年の春ごろ、「ポップコーンチキン」という一口サイズの物はありましたが、衣が違いました。サクサクカリカリの軽いチキンなのでついつい食べ過ぎてしまう悪魔のチキンです。中国のチキンは全体的に日本のものよりサクサクしているのが特徴ですがこのメニューが断トツで、冷めてもその食感はほとんど失われません。大サイズ小サイズがあり、一人で食べるのはもちろん、誰かとシェアするのもおすすめです。

★おまけ〜オーダーシステム~

ヨーロッパなどでも取り入れられていますが、中国のKFCではオーダーから決済までをこの端末、もしくはスマホで完結させるようになっています。街中のKFCだけでなく高铁が通っている主要駅の中など時間がないのに大勢の人で混雑する店舗ではかなりスムーズに注文出来ます。中国はとにかく人が多いため、このようなオーダー端末やスマホ決済が日本よりも普及しています。極一部ではありますが、小規模デパートに入っているフードコートのような場所で現金やクレカが使えず支付宝や微信のみの決済となっている場所もあります。

★まとめ

ケンタッキーやマクドナルドなどの全世界に展開しているファストフード店は外国に行ってまで食べないという方も多いと思いますが、中国の場合、日本や他国と全く違います。米やどんぶりまで売っている中国のKFCはチキン屋の域を超えていると言っても過言ではありません。中国に行った際にはぜひ、中国のKFCを楽しんでみてください。