中華料理や中華食材の人気が高まっていますが、中国の「スイーツ」に注目したことはありますか?
スイーツと言ってもいろいろありますが、今回はユニークでとってもおいしい、中国の「コンビニアイス」について紹介します。長年愛されている大人気コンビニアイスから、2021年最新のものまで値段も併せて見ていきましょう。
- ★中国の主要コンビニと店舗数とは?
- ★中国で大人気!おもしろコンビニアイス ー东北铁锅炖冰淇淋(東北鉄鍋煮アイスクリーム) ー螃蟹肥了(カニアイスクリーム) ー大鱿鱼(イカアイスクリーム)
- ★【最新】2020年~2021年流行りのアイス ー白桃茉莉(白桃ジャスミンアイス) ー德氏大宋红糖葫芦(タンフールーアイス)
- ★おまけ~日本よりかなり高いあのアイス~
- ★まとめ
★中国の主要コンビニと店舗数とは?
まずは中国にはどのようなコンビニチェーンがあるのかご紹介します。
日本にも全国展開しているコンビニや地方ならではの店もありますが、2021年1月現在、
1位がセブン・イレブン(20,879店舗) 2位がファミリーマート(16,477店舗) 3位はローソン(13,610店舗)
となっています。
一方、中国国内では以下の通りです。
1,中石化易捷(27600件)
2,美宜佳(22394件)
3,中石油昆仑好客(20212件)
ちなみに、
ローソンは5位(3256件)、ファミリーマートは6位(2967件)、セブン・イレブンは7位(2387件)
となっています。
日本でもおなじみのコンビニチェーンでは日本で人気のある商品も若干店頭に並んでいますが商品のラインナップは全く異なります。
★中国で大人気!おもしろコンビニアイス
日本では見たことがない、中国のコンビニで販売されているおもしろコンビニアイスを紹介します。「え、おいしいの?!」と言いたくなる独特のアイスから、「日本にもあったらいいな~」というものまでたくさんありますが今回は厳選して3つ紹介します。
东北铁锅炖冰淇淋(東北鉄鍋煮アイスクリーム)

1つ8.8元(およそ150円) 東北料理の铁锅炖をイメージしたとてもユニークなアイスクリームです。 ミルクアイスの上に肉松というお肉でできた桜でんぶのような物がのっています。 鍋と鍋の蓋部分も食べることができます!更に値段もリーズナブルでSNS映えすることまちがいなし!中には芽葱や人参もはいっており細かくこだわったアイスです。
螃蟹肥了(カニアイスクリーム)

1つ6.5元(およそ110円) ご覧の通りカニをモチーフにしたアイスクリームです。 おもしろいのは、中心の黄身の部分は本当に塩気があるところです。 もちろん本物のカニは入っていませんが可愛いだけでなく美味しくてインパクトのある商品です。
大鱿鱼(イカアイスクリーム)

1つ8元(およそ136円) 名前そのまま、イカアイスです。 カニアイスのように形や塩気だけ、ではなくこちらのアイスには本当にイカの粉末が使用されています。周りのミルクアイスと絶妙にマッチするのがまた不思議で、ぜひ一度ご賞味いただきたい一本です。
★【最新】2020年~2021年流行りのアイス
続いて、2020年~2021年、昨年と今年大人気のコンビニアイスを紹介します。 おもしろアイスもおすすめですが、流行のおいしいアイスもぜひチェックしてみてください。
白桃茉莉(白桃ジャスミンアイス)

1つ11.8元(およそ200円) 袋に日本語も書いてある、ファミリーマートやローソンを中心に販売のアイスです。 LELECHA(乐乐茶)というお店のピーチジャスミンティーの味に似ており、女性を中心に既に大人気の商品です。
德氏大宋红糖葫芦(タンフールーアイス)

1つ16.9元(およそ287円) 少し値段は高めですが、こんなアイスみたことがありますか?! 中国で長年親しまれてきたサンザシ飴(タンフールー)がついにアイスになりました。 日本でも中華街などで販売されているタンフールーですがアイスにしても格別においしいです。筆者はむしろアイスのほうが食べやすいと感じました。
★哈根达斯(Hā gēn dá sī)
日本でも大人気のハーゲンダッツですが、日本でも普通のアイスクリームと比べて比較的高値ですよね。
日本国内のハーゲンダッツミニカップの希望小売価格は272円となっておりスーパーやディスカウントストアで購入しても
200円以上はする商品です。しかし中国国内では500円以上する超高級アイスクリームとして知られています。
中国は冷たいものを食べる文化があまりないため、日本に比べてアイスクリームを食べる人の割合は低いとされていますが訪日した際に日本でハーゲンダッツを食べる中国人の方も多いとのことです。
★まとめ
中国のコンビニのアイスはいかがでしたか? 中国の国土は大変広いため、南と北、東と西でも流行りの食べ物や取扱商品が異なります。 また、流行の移り変わりも激しいため行く先々でコンビニアイスをチェックしてみるのもとてもわくわくしておすすめです。日本と似ているようで全く違う食文化を感じられるでしょう。