中国(本土)

中華圏の人から見た日本の不思議5選

中華圏には中国(本土)・香港・台湾等様々な文化がありますが、そうした中華圏の方が日本に留学や仕事、結婚生活で来た時に、不思議に思う事が色々とある様です。今回はそんなあるあるを日本人の父と台湾人の母を持つ筆者が、5つご紹介させて頂きます。

1.贈り物をつまらない物ですがと言う

先ず、中華圏ではご近所等で贈り物を送る時、絶対に「つまらない物」と自分からは言いません。日本人にとってもこれは古い言い方になってきているかもしれませんね。「つまらない物ならあげなくて良いだろう。」と不思議に思う様です。

同時に、贈り物を送る際、受取る側が「要らない要らない!うちは食べないから!勿体ないから自分で食べて!」等と断るケースも中華圏ではたまにありますが、筆者の台湾出身の母がそれを日本に来てからやった時には、うちに贈り物を持ってきた近所の女性の方はとてつもなく嫌な顔をしていました。「せっかく贈り物として買ってきたのに」と非常に納得出来ない様子でしたが、母からすると、「要らない物を要らないと言って何がおかしいの?食べない方が勿体ないじゃない。」と言い、それを見た純粋な日本人の父は、「贈り物を返すなんて失礼な!」と母を叱っていたのを覚えています。贈り物=他人からの厚意であり、好意を返すのは失礼という考え方を理解するのは初めは難しかったそうです。

2.タオルにのしをする

タオルにのしの写真

写真引用元:写真AC

こちらも贈り物関連になりますが、ただのタオルにのしをして贈る文化に、母は初めの頃絶句していました。「え?これただのタオルでしょ?」と戸惑っていましたね。筆者の周囲の外国人の方も、同じ様に感じた方は多い様です。場合にもよりますが、日本では贈り物を送ったという形式、或いはその厚意自体が重んじられ、中華圏では中身が重んじられるという文化の違いがありますね。

3.電車で30分が近いと言われる

電車の写真

写真提供元:写真AC

電車が発達している日本では、電車で30分は近いと言う人も多い様です。が、タクシーで移動する事も日常で多い中華圏の方にとっては、「え?!30分も?」と思う様で、電車に乗る頻度の多い日本人の感覚とはまた違う様です。

4.すぐに謝る

謝る女性の写真

写真提供元:写真AC

街中で店員さんから接客を受けた時等、すぐに「すみません」と言われる事に「丁寧な接客だ」と思う事もあれば、「過剰過ぎる」と思う事もある様です。

中華圏では、地域柄にもよりますが、謝る事は完全な負けを意味したり、手続きが滞ると権利を主張しようとするお客さんに大声で怒鳴られたりという事も日本より多いので、ちょっとした自分のミスはスルーしたり、絶対に謝らない事も多いのですが、(勿論そうではない方も沢山居ます。あくまで傾向の話ですね。)日本は自分のミスでも無い事まで謝る人も割と見受けられ、逆に言葉に重みが無いと取られる事もある様です。

5.街中で歌を歌うのはおかしい

歌を歌う女性の写真

写真提供元:写真AC

以前に筆者が中国人の友達と日本の街中に居た時に、自転車に乗りながら一人で周りに聞こえるくらいの割と大きめの声で、恥ずかしげもなく歌を歌っている男性が居ました。その姿を見て、私は思わず「ちょっとヤバい人だ」と言ってしまいました。が、中国人の友達に「街中で歌う事の何がおかしいの?中国では普通だよ。」と不思議がられ、こちらもハッとしました。確かに、街中で自分の心ゆくままに声を出す事の何がおかしいんだろう?周りに迷惑をかけない程度なら、素敵な事じゃないかと思いました。中華圏の方にとっては、日本のこういった公衆の秩序を重んじる観念や恥の文化が強い日本の文化は不思議に感じられる様です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?中華圏の人から見た日本の不思議はまだまだ沢山あります。日中の文化にはこういった大きい違いもありますが、生まれ育った環境が異なれば、それが当たり前だとつい思い込んでしまいがちですね。お互いの価値観を尊重し合いながら、多様な文化の在り方を認め合える関係でいられればと思います。