中国(本土)

日本とここが違う!中国の賃貸文化

中国の賃貸事情について、中国人YouTuberムイムイさんの動画を参考にご紹介します。

中国の賃貸事情その➀=中介or直租:仲介業者の有無

中国で部屋を借りる場合は、大きく分けて2つの方法があります。

・中介=不動産業者を介して部屋を探す

・直租=家主か直接部屋を借りる

このように分かれており、仲介業者を介さない直租で部屋を借りることができれば、手数料がかからないので、その分安くなっています。しかし、ほとんどの場合は、仲介業者を介して、不動産を探すことになります。そのため、ネット上で、直租の物件を見つけることができたら、かなり運が良いと言えるでしょう。

中国の賃貸事情その➁=押一付三:家賃の支払い方法

また、中国の独特な賃貸借の慣習として、家賃の支払い方法が挙げられます。中国では、毎シーズン3ヶ月分の家賃を一気に振り込む必要があります。

このことを中国語で「押一付三」と言い、貸主にとって有利な賃貸借契約となっています。これは、中国の物件が経済成長とともに、大都市を中心に値上がりしていることも影響しているものと言えそうです。例えば、北京では、2年で2回の値上げが行われている物件もあり、まだまだ家賃の値上がりは続いていく可能性もあります。

日本からすると、ほとんどの人が、1ヶ月分の家賃の支払いに、敷金と礼金1ヶ月分ごとの支払いで初期費用を支払い、その後は1月ごとに家賃を振り込んでいると思います。そのため、日本に比べ、中国の方が、大都市圏に住む場合、家賃がより多くかかってしまう可能性があると言えますね。

一方で、お金持ちの場合は、1年に半年分か1年分の家賃を先払いしている住人もいます。格差が激しいと言われる中国ですが、お金持ちには家賃はあまり関係ないと言えますね。

注意したいのは、日本で敷金にあたる部分は、ほとんど返ってこないと思っておいた方が良いと言えるのが現状となっています。これは、日本では、住宅の修繕費などで、敷金から差し引かれますが、一定程度返ってくることもあるので、その違いにびっくりするかもしれません。

また、中国の賃貸借契約は、1年契約が多くなっており、1年以内に引っ越すと100%敷金は返ってきません。また、1年経過して契約を更新したいと思った場合でも、先述の通り、家賃が上がってしまうので、2年目以降も住みたいと思った場合は、条件を飲むしかないというのが現状となっています。

こうした背景もあり、ほとんどの中国人は、「マイホームを購入した方が良い」と考えています。中国では、マイホームを購入することは一種の優遇措置を受けられることにも繋がっており、戸籍上で大都市圏(北京市、上海市、天津市、広州市、深セン市など)に登録されている場合は、就職でも有利になると言われています。そのため、今後もマイホームを購入する人は、増加していくものと言えそうです。

中国の賃貸事情その➂=整租or合租:1人暮らしか、シェアハウス

中国では、部屋を借りる場合、その住む用途によって違いがあります。

・整租=普通の1人暮らし

・合租=知らない人たちとシェアハウス

このようになっており、1人暮らしをするか、知らない人たちとシェアハウスをするかで違いがあります。男女混合の場合、もしかしたら、可愛い子と一緒にシェアルームできるかもしれないので、ルームメイトガチャの運試しとして、シェアハウスに住んでみてもよいかもしれませんね。

ここまでは日本でも可能な選択肢ですが、中国では、さらに安く住める選択肢が用意されていました。(現在では違法として廃止されています。)それを、以下のように呼んでいます。

・隔断間=リビングルームに無理やり住む

中国では、この方法が2015年から2016年に流行していました。

このシェアルームに住む場合、共有スペースであるリビングルームを無理やり1部屋にして、そこに住む方法もありました。住むには非常に根気がいる方法ですが、格安だったため、ニーズがありました。日本では、まず考えられない住み方ですが、若者を中心にもしかしたら、日本でもこの住み方が出てくるかもしれませんね。

また、格安の場合、以下の住む方法も中国にはあります。

・地下室=部屋の中心にベッドしかない

・床位=床に寝るだけ

これは、一番安い住み方となっています。言葉通り、ベッドのみ、あるいは床のみとなっており、お金に困っていて臨時的に住む場合は選択肢として考えられます。日本でも簡易宿泊所やネットカフェが格安の宿泊施設となっていますが、中国では、さらに多様な住居確保手段が用意されていると言えますね。

まとめ

これまでみてきましたように、中国は格差が激しいのが、住まいにも影響していると言え、支払える賃金に明確に差が出ていると言えますね。日本は家賃が高くても賃金も高いので何とかなりますが、中国は家賃が高い上賃金も低く、まだまだ安定して賃貸で借りるというのが難しくなっています。ただ、今後は中国も経済成長の影響で、全体的に所得は上がっていくものと推測されており、農村部の開発が上手く行けば、全国民が出来るだけ良いところに住めるようになっていくポテンシャルがあります。

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