動画投稿を始める時に理解しておかなればならないのが、動画プラットフォームのコミュニティガイドラインの禁止事項。
YouTubeではすでに先人がYouTubeでどういう動画を投稿するとガイドラインに抵触するのか、抵触した場合にどういう罰を受けるのかをブログなどで解説しています。
一方、TikTokはプラットフォーム自体が若いということもあり、そういった情報を発信する人が少ないです。
なので、僕がTikTokerとして活動する過程で得た経験と、TikTokの公式コミュニティガイドラインを参照しながら書いていこうと思います。
ただし、自殺や動物虐待動画など、投稿したらダメだと明らかに誰もがわかるようなことについては省略します。
アダルトコンテンツ
投稿を禁止しているもの:
TikTok コミュニティガイドライン
挿入、非挿入の性行為、オーラルセックスを描写しているコンテンツ
人体の生殖器、女性の乳首、臀部を表示しているコンテンツ
性的刺激を描写しているコンテンツ
性的フェティシズムを描写しているコンテンツ
セクシーな格好で若い女の子が踊るイメージが強いTikTokですが、実はTikTokではアダルトコンテンツは禁止されています。
「セクシー」までは許されるようですが、一線を超えて「エロ」になってしまうとコミュニティガイドラインに抵触する可能性が高いです。
例えモザイクをかけていても、エロコンテンツだと見なされた場合は削除の対象になるので、大事なところは露出しない程度のセクシーダンスが限度だと思います。
暴力的コンテンツ
投稿を禁止しているもの:
TikTok コミュニティガイドライン
不必要なショックを与えるコンテンツ、サディスティックなコンテンツ、描写が生々しいコンテンツ。
人を殴ったり叩いたりする動画もTikTokでは規制の対象となります。まぁこれはYouTubeでも同じですよね。
ただし、明らかにネタだとわかるものに関しては例外として許容されますので、ネタ動画やコントの中での軽いビンタは大丈夫でしょう。
深刻な身体的暴力を描写しているコンテンツ。例外:大立ち回りやプロによる戦闘、伝統的な武道、フィクションの場面での戦闘
TikTok コミュニティガイドライン
誹謗中傷
保護属性に基づいている個人や個人のグループに対して攻撃したり、暴力を引き起こすコンテンツを、TikTokは許容しません。ヘイトスピーチを含むコンテンツは許可せず、TikTokから排除いたします。TikTokは、複数のヘイトスピーチの違反があるアカウントを一時停止したり、禁止したりすることもあります。
TikTok コミュニティガイドライン
YouTubeでは動画内での誹謗中傷は言論の自由としてとらえられがちです。しかし、TikTokではしっかりと個人またはグループを攻撃するコンテンツは許可しないと明記しています。
コメント欄では日々飛び交っている誹謗中傷も、動画として作るのは許されていません。
著作権侵害
TikTokでは効果音やBGMなどで著作権を侵害しているコンテンツはたくさんありますが、そのほとんどが見逃されています。
おそらく、YouTubeのようにAIである程度疑わしい動画を検知するシステムがないのでしょう。
とはいえ、明らかに著作権を侵害している動画はTikTok運営に削除されることがあるので、効果音・BGM・画像を利用するときは商用利用可能かどうかを事前に調べておきましょう。
ガイドライン違反は何回までセーフ?
YouTubeではコミュニティガイドライン違反を三回繰り返すと、アカウントがBANされることは有名ですが、TikTokではどうでしょうか。
答えは…..。
TikTokでは特に決まっていません。今後ルールが制定される可能性はありますが、何回目でBANされるという明確なルールは現状ありません。
ガイドライン違反により、ペナルティとして一週間投稿できなくなったりすることはあるようですが、基本的にTikTokの違反動画の取締りはYouTubeよりも寛容なイメージです。
よほど目に余るくらいガイドライン違反を故意に行わない限りは、BANはされないと思います。
この記事では主要なガイドライン項目を紹介しましたが、TikTokのコミュニティガイドラインは不定期で更新されます。身に覚えのないガイドライン違反でペナルティを受けた場合は、まずは最新の公式のコミュニティガイドラインを確認してください。